<測定結果がばらついた場合の処置方法を思い出す>
- 反発度法はどのようなCo構造物にも適用可能で、打撃時の反発度の程度によって強度を推定する
- 詳細調査の前の予備試験
- コア採取による強度試験が困難な場合
- 強度の分布など多くの箇所で強度推定が必要な場合
- 材齢に伴う強度増進を確認したい場合 など
- 適用範囲:Co強度 10~60N/mm2
- 普通コンクリート用N(R)型、軽量Co用L型、提供度Co用P型、マスコン用M型
- 強度推定式は日本材料学会式、東京都建築材料検査所の式などがある
調査箇所
- 表面が平坦で演舞から50mm以上離れた位置
- 部材厚100mm以下、部材幅150mm以下の小寸法の箇所は避ける
- 浮きや剥離、ひび割れ、気泡は反発に影響を及ぼす可能性があるため避ける
測定の注意点
- 測定器の検定:テストアンビルを用いる。500回に1回程度行う
- Co表面の凹凸、塗膜、打設面のブリーディング、付着物がある場合は砥石などを用いて除去
- 25~50mmの間隔で9点測定し、平均反発度を求める
- ハンマーの打撃角度に応じて角度補正。上向きの場合はマイナス補正。
- Co材齢による補正、Coの応力状態による補正、中性化を考慮した補正を行う場合あり
- Co表面が湿っていたり濡れている場合は、反発度に所定の数値を加える