<応力比が大きいほど少ない回数で破壊する>
- 累積疲労損傷度MM=∑(nj/Nj) nj:累積疲労回数 Nj:破壊までの繰返し回数
- コンクリートのひずみと繰り返し回数比から疲労度を判定する方法
累積疲労損傷度Mの求め方
- 図1から圧縮応力の繰り返し回数を求める
- 1時間に15N/mm2が2回/hr、21N/mm2も2回/hr
- 5年間の繰り返し回数はどちらも2×24×365×5=87600回
- 最大応力度比 S=σ/σc σ:検討する個々の圧縮応力、σc:コンクリートの圧縮強度
- 15N/mm2 → S=15/30=0.5、50%
- 21N/mm2 → S=21/30=0.7、70%
- 図2から、破壊までの繰返し回数を求める
- 15N/mm2 → S=50%・・・N=10^7回
- 21N/mm2 → S=70%・・・N=10^5回
- Mを求める
- M=87600/10^7 + 87600/10^5 = 0.009+0.876=0.885 ≒ 0.9