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アウトプット コンクリート

鋼板接着工法の要点

鋼板接着工法の要点 <鋼板の許容引張応力度から算定する>

  • 梁の自重を考慮しない場合、中立軸を介して圧縮力と引張力は等しくなる
  • 補強後の圧縮及び引張曲げモーメントを合計する
  • 補強後の鋼板が許容応力度に達すると、
     250×6×176 = 264kN ・・・σsa=176N/mm
    このとき鉄筋が負担する引張力は、負担する応力が中立軸からの距離に比例する。
     2027×176×(700-347)/(783-347) = 289kN ・・・梁高さ700mm、中間軸位置が圧縮側から347mm
  • 圧縮側Coの負担する圧縮力は、
     264+289 = 553kN
  • 中立軸周りの圧縮曲げモーメントは、
     553×2/3×347 = 127927kN・mm ・・・2/3は何?
  • 中立軸周りの鉄筋の引張曲げモーメントは、
     289×353 = 102017kN・mm ・・・中間軸~引張側700-347=353mm
  • 中立軸周りの鋼板の引張曲げモーメントは、
     264×433 = 114312kN・mm ・・・鋼板の位置=353+
  • 後半補強後の曲げモーメントの合計は、
     127927+102017+114312 = 344256kN・mm
  • 補強前の曲げモーメントとの比は、
     3.44/2.17 = 1.59倍

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